安全に完走するために

京都マラソンの医療救護について

京都マラソンの医療救護は、救命処置を重視した体制で運用し、競技中の傷病については応急処置のみ行います。重症者に確実に対応するため、救護所においてテーピング、湿布、コールドスプレーの処置は行いませんので、必要な方は各自ご準備いただきますよう、お願いします。

まわりのランナーが突然倒れたら

京都マラソンでは、スタート会場2か所、コース沿道10か所、フィニッシュ会場2か所の計15か所に医師・看護師が待機する救護所(AEDあり)を設置するほか、コース沿道にAEDを所持した救護サポーターや消防スタッフを配置するなど、約400mごとにAEDを配備する医療救護体制を整えております。

しかしながら、マラソン中に心肺停止になるランナーの数は、他のスポーツに比べ多いと報告されており、また、過去に京都マラソンにおいてもAEDを使って救命措置が取られたこともあります。AEDの使用が1分遅れれば、救命率は10%低下するとも言われており、迅速な対応が必要です。

まわりのランナーが突然倒れたら、以下の対処をお願いいたします。
誰でも救う側、救われる側になりえます。お互いの命を支え合うために、そばにいる方の協力が何よりも重要です。

  • ①呼びかけて反応を調べます(肩をたたきながら、「大丈夫ですか?」)
    反応なし ※反応があっても様子がおかしい場合は沿道スタッフに声をかけてください。
  • ②他のランナーやスタッフと連携しながら、大声で、または走って救護スタッフ
    (赤色ウェア:原則AED所持)に助けを求めます。
    「救護スタッフ呼んできてください! 救急車呼んでください!」
    赤色ウェア(原則AED所持)の救護スタッフ
  • ③呼吸を調べます
    呼吸なし(パッと見て止まっている、あえぐような呼吸をしている場合は、呼吸なしと判断)
  • ④胸骨圧迫(心臓マッサージ)30回
    胸の真ん中を5cm以上、1分間に100回以上の速さで圧迫します。
  • ⑤人工呼吸2回(必須ではありません。難しい人は④を続けてください。)
  • AEDや救急車が来るまで、周りの人と協力して④と⑤を繰り返します。

関連リンク

  • AIMS(国際マラソン・ロードレース協会)
  • JAAF(一般財団法人 京都陸上競技協会)
  • スポーツ振興くじ「toto」
  • 都市政情報
  • InterFaith 日本プログラム
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